[立命館大学国際平和ミュージアム]
戦後を語る 70のカタチ

戦後、日本は第二次世界大戦への反省から戦争放棄と平和主義を理念とする日本国憲法を制定し、「二度と戦争は起こさない」という誓いを、日本国憲法前文及び憲法九条を通じて世界へ表明・発信してきました。しかし今、私たちは日中戦争・アジア太平洋戦争を含む一五年戦争とどのように向き合ってきたのか、その後の社会をどのように築いてきたのかが問われています。
本展では、戦前・戦後を通じて形成されてきた矛盾や問題点と戦後体制の関係性や現代的矛盾の本質を、「戦後の歴史的転換」期とよばれる今日の時点で真摯に見つめ直し、再考していきたいと考えます。
戦後と言えば、敗戦直後の焼け野原の風景、洗濯機やテレビなど戦後の日常を彩り生活を変えた品々、東京オリンピックや万博のような華やかなイベントは多くの人々の記憶に鮮明に浮かび上がります。一方、戦争犯罪裁判、抑留・引揚、戦争による棄民、戦後開拓など、戦争の影響や戦前から断続する政治や経済の流れを問う資料、反核運動や反戦・平和を求める市民運動に関する資料など、戦後にはそれを語る多様なカタチ(=資料)があります。
本展では、戦後70年にちなみ、私たちにそうしたことを問いかける70件の資料を展示します。

展覧会名 戦後を語る 70のカタチ
会期 2015年10月20日
〜 2015年12月13日
開館時間 09:30 – 16:30

sengo_70flyer

休館日

月曜日(ただし11月23日(月・祝)は開館、11月4日(水)と11月24日(火)は休館)

入場料

大人400円(350円)、中・高生300円(250円)、小学生200円(150円)
※ 上記( )内は20名以上の団体料金です。
※ 常設展もあわせて見学いただけます。

URL http://www.ritsumei.ac.jp/mng/er/wp-museum/event/special/2015/exhibition2015_3.html
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