トピックス [同志社大学歴史資料館]
第33回ハリス理化学同志社ギャラリー企画展「京田辺と同志社~考古学の世界から~」
1/21~2/22に、第33回ハリス理化学同志社ギャラリー企画展「京田辺と同志社~考古学の世界から~」を開催します。京田辺市との共催です。下記URLご参照ください。
https://hmuseum.doshisha.ac.jp/img/20241204/1127-kyotanebe-A4.pdf
【企画展の趣旨】同志社大学京田辺キャンパスは1986(昭和61)年、京都府綴喜郡田辺町(現在の京田辺市)に開校された。田辺町の頃には田辺キャンパスと呼ばれていた。キャンパスは広大な敷地を有し、その開発に先立ち、敷地内の遺跡の有無の確認と発掘調査が行われた。遺跡調査に伴う拠点となる建物が同志社国際高校の東隣(現在のテニスコート)に建設された。京田辺キャンパス最初期の建物の一つである。調査の結果、弥生時代から中世にわたる各時代の遺構・遺物が見つかり、これらの多くが当時の関係者の努力によって遺構保存されることとなった。京田辺には大学構内だけでなく歴史的に重要な遺跡が数多く存在するものの、地域を超えての周知までには至っていない感がある。
今回の展示では、先人が残してくれた京田辺キャンパスの遺跡と、京田辺市のご協力のもと京田辺市所蔵の資料とともに京田辺地域の歴史を垣間見ていくこととする。
2025年1月23日