[同志社大学歴史資料館]
ハリス理化学館同志社ギャラリー第13回企画展「弥生・古墳集落とモノ作り~京都盆地・淀川流域を中心に~」
同志社大学歴史資料館では、2012~2016年度にかけて、「木津川・淀川流域における弥生~古墳時代集落・墳墓の研究」を課題として、第4期南山城総合学術調査を行いました。この事業は2013~2016年度の文科省科学研究費助成事業の一環でもあります。
この研究事業の成果として、弥生時代前・中期には個別的日用品生産(木器など)と特殊生産(青銅器・玉類など)の組み合わせがあること、古墳時代にはムラによる工程の違いをもった鉄器生産へ移り変わることなどが、集落立地の変化や墳墓の形成と連動して把握できることが明確となりました。
そこで、今企画展では、本学の所在する京都盆地とそれに連なる淀川流域の弥生~古墳時代遺跡の発掘調査成果の例をもとに、手工業生産の実態を軸に、実際の出土考古資料を比較する展示をおこないます。
それにより、発掘調査出土資料により、古代国家形成を考えることの意義や京都盆地や淀川流域の特質を示し、本学の位置する京都の歴史的環境・背景について考えることも本企画展の目的です。
展覧会名 | ハリス理化学館同志社ギャラリー第13回企画展「弥生・古墳集落とモノ作り~京都盆地・淀川流域を中心に~」 |
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会期 | 2017年10月14日 〜 2017年12月3日 |
開館時間 | 10:00 – 17:00 最終入館16:30まで |
休館日 | 月曜日、祝日 |
入場料 | 無料 |
URL | http://harris.doshisha.ac.jp/doc/exhibition/kikaku/kikakuten.html |