[京都外国語大学国際文化資料館]
イスラーム展 〜クルアーンを中心に紡がれる日常生活のかたち〜
京都外国語大学2018年度博物館学芸員課程修了展
イスラーム展 〜クルアーンを中心に紡がれる日常生活のかたち〜
ニュースで見る偏ったイメージにより、誤解されることも多くある一方で、イスラーム教は約16億人という多くの人々に世界で幅広く信仰されています。実際どういった宗教で、ムスリムの人々の生活はどういったものか、知られていないことも多いのではないでしょうか。
本展覧会では、さまざまな地域、主にアフリカ、中東で信仰されているイスラーム教の「生活」にスポットライトをあて、衣食住と宗教に関する収蔵品の中からイスラーム文化の要となるクルアーン(神の教えを書いた啓典)をはじめ、アクセサリーや水タバコなど約120点を展示します。
展示は衣、食、住、宗教の4つの章に分かれています。
「衣」の章では、帽子から衣服、靴などの装い、「食」の章では、コーヒーカップや日々使われるキッチン用品、「住」の章では、かごやほうき、水タバコなど生活雑貨を中心に展示いたします。
そして、「宗教」の章では、生活の基本となる啓典クルアーンに始まる礼拝に関する資料や、お守りなどを展示します。
これらの資料から、宗教を生活の中心とするイスラーム文化、そこに住むムスリムの人々の生活を概観します。
この展覧会が、イスラーム教やムスリムについて理解を深めるきっかけになり、互いの文化や価値観の違いを尊重し合える世の中になることを願います。
京都外国語大学博物館学芸員課程では、実践的な展示作業を学ぶため、修了生が展示の企画、調査、資料収集、パンフレット作成等の展示活動を行っています。この機会にぜひご来館ください。
◇会 期:2018年12月17日(月)~2019年1月19日(土)
◇時 間:10:00~17:00
◇休館日:日曜、祝日、12月23日〜1月6日
◇入場料:無料
主催:京都外国語大学国際文化資料館、博物館学芸員課程
協力:京都外国語大学国際言語平和研究所
■体験Workshop
イスラーム文化はもとより世界各地で親しまれている「ヘナタトゥー」が体験できます。
ムスリムの人びとの生活文化の一端に触れてみてください。
※ヘナ自体にアレルギー物質はありませんが、人によってはかぶれる可能性がございます。
※消えるまでに2週間ほどかかります。
※体験は1時間ほどで終わりますが、乾くまでに2時間ほどかかります。
日時:2018年12月22日(土)13時集合(約1時間)
2019年1月12日(土)13時集合(約1時間)
参加には事前予約が必要になります。
下記電話番号またはメールにてお申し込みください。
申込締切(両日):2018年12月20日(木)
集合場所:京都外国語大学国際文化資料館
定 員:各日10名ずつ (参加費無料/先着順)
電 話:075-864-8741
メ ー ル:umc@kufs.ac.jp
展覧会名 | イスラーム展 〜クルアーンを中心に紡がれる日常生活のかたち〜 |
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会期 | 2018年12月17日 〜 2019年1月19日 |
開館時間 | 10:00 – 17:00 入館は16:30まで |
休館日 | 日曜・祝日・12/23〜1/5 |
入場料 | 無料 |
URL | http://www.kufs.ac.jp/news/detail.html?id=gnbVu8JN |