[立命館大学国際平和ミュージアム]
戦後70年平和企画 2015年度春季特別展 山本宗補写真展「戦後はまだ・・・刻まれた加害と被害の記憶」
戦争体験者らの取材を続けるフォトジャーナリスト山本宗補が、中国などアジア各地を含む国内外70人の戦争体験者に取材した肖像写真と証言による写真展。出征、シベリア抑留、生体解剖、空襲など様々な戦争体験から、加害と被害が複雑に絡み合う戦争の実像に迫ります。戦争体験者の証言からは、日本の戦争被害の前には加害行為が存在し、その加害行為がさらなる被害行為として日本自らに及んできたことが伺えます。その加害と被害の重層性は社会できちんと理解されてきたとは言えず、現在に多くの問題を残しています。戦後70年を迎え、戦争体験が未だ清算されない今、私たちが戦後史をどのようにとらえてきたのかを、展示される79点の写真と証言から改めて考えます。
なお、初日の5月3日(日)には、山本氏を迎え講演会及びギャラリートークを行います。また、関連企画として、5月30日(土)、林博史氏(関東学院大学教授)を迎えて講演会を実施します。
展覧会名 | 戦後70年平和企画 2015年度春季特別展 山本宗補写真展「戦後はまだ・・・刻まれた加害と被害の記憶」 |
---|---|
会期 | 2015年5月3日 〜 2015年7月4日 |
開館時間 | 09:30 – 16:30 入館は16:00まで |
休館日 | 月曜日、祝日の翌日 |
入場料 | 大人400円(350円)、中・高生300円(250円)、 |
URL | http://www.ritsumei.ac.jp/mng/er/wp-museum/event/special/2015/exhibition2015_1.html |