[京都外国語大学国際文化資料館]
明治から現代に紡がれた養蚕~渋沢栄一から紐解く織物産業~
2024年度博物館学芸員課程修了展(その3)として「明治から現代に紡がれた養蚕〜渋沢栄一から紐解く織物産業〜」を開催します。
養蚕業は明治に日本の近代化を推し進める基幹産業となり、現在の繊維産業は発展してきました。しかしながら、その中心となっていた日本の伝統的な着物は、生活環境の変化などにより需要が大幅に減少しています。さらに近年は後継者不足といった課題も抱えています。一方、富岡製糸場が世界文化遺産に認定されたことにより、養蚕業が果たした役割や日本の染織文化に再び注目が集まっています。新しく発行された1万円札の渋沢栄一は、富岡製糸場の創設など日本の繊維産業の基礎を作りました。
本展は日本遺産や渋沢栄一を切り口に、日本の繊維産業の歴史や現状、技術の素晴らしさについて紹介します。そしてこの展覧会が繊維産業だけでなく日本の伝統文化や技術の継承についても考えるきっかけになればと思います。
会 期:2025年2月27日(木)~3月21日(金)
時 間:10:00~16:00
休 館 日:土曜日・日曜日・祝日・本学が定める入構不可日
場 所:国際文化資料館(第二分館4階)
主 催:博物館学芸員資格課程、国際文化資料館
協 力:藍のふるさと阿波魅力発信協議会、かかあ天下ぐんまの絹物語協議会、日本遺産「桑都物語」推進協議会、丹後織物工業組合、桐生織物協同組合、京都工芸繊維大学生物資源フィー ルド科学教育研究センター、京都外国語大学教育支援課、国際言語平和研究所
監 修:南 博史(博物館実習担当教員)
◇ワークショップ◇
「糸繰り体験~繭から糸を作ろう~」
展覧会名 | 明治から現代に紡がれた養蚕~渋沢栄一から紐解く織物産業~ |
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会期 | 2025年2月27日 〜 2025年3月21日 |
開館時間 | 10:00 – 16:00 |
休館日 | 土曜日・日曜日・祝日・本学が定める入構不可日 |
入場料 | 無料 |
URL | https://www.kufs.ac.jp/news/detail.html?id=tkEO26ml |