京都でつくられ、各地の郷土人形の祖となった伏見人形と、江戸に生まれ、幕末から明治期にかけて活躍した豊原国周の浮世絵。まったく異質のように見える両者のあいだには、しかし、いくつもの共通点が認められます。
本展では、京都芸術短期大学（現京都芸術大学）の元学長・大江直吉氏が収集し、本学に寄贈された伏見人形と浮世絵をあわせて展示し、二つの造形表現の粋を紹介します。

 

[関連企画1]

講演「伏見人形と全国の土人形」

10月26日(月)　午後4時30分～5時30分

会場：京都芸術大学　人間館NA302

講師：幡鎌真理(天理大学付属天理参考館学芸員)

[関連企画2]

11月10日(火)　午後4時30分～5時30分

講演「団十郎くんと団十郎さん」

会場：京都芸術大学　人間館NA102

講師：新藤茂(Ukiyo-e Adviser 国際浮世絵学会常任理事)

[関連企画3]

ワークショップ1「伏見人形をつくってみよう」

10月31日(土)　午後2時～4時

ワークショップ2「役者絵をかこう!!」

11月14日(土)　午後2時～4時

会場：京都芸術大学芸術館(人間館ギャルリ・オーブ2階)

講師：森岡厚次(美術家)

対象：特になし(小学生以下は保護者の同伴をお願いします)

定員：各20名

費用：無料

申し込み：FAXまたはEメールでお申込みください

FAX：075-791-9435

Eメール：geijutsu-kan@kuad.kyoto-art.ac.jp