[京都大学総合博物館]
2019年度特別展「文化財発掘Ⅵ―幕末・近代の出土文字資料―」
京都大学構内の地下には、たくさんの遺跡が残されています。それらから出土した遺構・遺物等を紹介する、シリーズ「文化財発掘」の6回目は、幕末・近代における出土文字資料を主題としています。
発掘調査の結果、同時期の文字を墨書・釉書き・刻印した土器や陶磁器・瓦などが、数多くみつかっています。この度は、幕末・近代の京都大学構内を特徴づける、土佐藩白川邸・第三高等学校・京都帝国大学・清風荘等に係わる資料を中心にして展示をおこないました。そしてまた、文献史料などを参考にすることで、それらの文字が意味するもの等について、検討を加えています。
以上のような出土文字資料などを通じて、それぞれの歴史を深く知っていただければ幸いです。あわせて、今回の展示を一つのきっかけにして、新しい時代の出土文字資料にも広く関心が向けられ、ひいては、その研究が進展することを大いに期待しております。
なお、この度の展示から、文化財総合研究センターの職務を昨年4月に継承した、大学院文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センターが企画しています。
展覧会名 | 2019年度特別展「文化財発掘Ⅵ―幕末・近代の出土文字資料―」 |
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会期 | 2020年2月19日 〜 2020年4月19日 |
開館時間 | 09:30 – 16:30 入館は16時00分まで |
休館日 | 月曜日、火曜日(平日・祝日にかかわらず) |
入場料 | 一般400円/高校・大学生300円/小・中学生200円 ※20名以上の場合は団体観覧料を適用 ※障害者手帳をお持ちの方とその付添いの方1名、70歳以上の方、京都大学学生・教職員、京都府下の大学在籍の学生は無料(要証明書) |
URL | http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/modules/special/content0075.html |