[京都工芸繊維大学美術工芸資料館]
工芸の意匠II―西洋編
「工芸の意匠」第2弾となる本展示では、おもに20世紀初頭に制作された西洋の工芸品の意匠をご覧いただきます。
京都工芸繊維大学の前身校のひとつ京都高等工芸学校では、図案科のデザイン教育のため、1902年の開校から1920年代前半にかけてヨーロッパやアメリカから陶磁器やガラス器、燭台や文具品など多様な工芸品を教材として収集しました。その意匠は、人物から風景画、動物や植物、異国風のものまで多岐におよび、その表現も絵画的なものから器形自体を装飾化する彫塑的なものまで幅広くみられますが、とくに20世紀初頭フランスを中心に大流行したアール・ヌーヴォーを感じさせる作品が多くみられるのが特徴です。
いずれも京都の伝統工芸界にはみられなかった意匠や表現であり、世界のトレンドを知り、新しいデザインを生み出そうとした京都高等工芸学校の意気込みをみてとることができます。
会場:1階第1展示室
展覧会名 | 工芸の意匠II―西洋編 |
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会期 | 2023年3月27日 〜 2023年6月10日 |
開館時間 | 10:00 – 17:00 入館は16時半まで |
休館日 | 日曜日・祝日 |
入場料 | 一般200円、大学生150円、高校生以下無料 |
URL | https://www.museum.kit.ac.jp/20230327.html |