[京都大学総合博物館]
2026年度コレクション展「鉱床—日本列島の金・銀・銅鉱石」
鉄や銅などは社会の基盤をつくるために使われ、銀、プラチナなどは宝飾品に用いられ、古くから金属は私達の生活を豊かにしています。また、今日では思わぬところに耳慣れない金属が組み込まれ、大活躍していることもあります。このように、私たちは金属に囲まれて生活していますが、それらの金属はもともとどこにあったのでしょうか。
地球にはさまざまな元素が存在していますが、その分布は偏っています。地球が変動してゆくなかで特別なところに金属元素が濃集することがあります。身の回りで利用されている金属は、そのようなところ(鉱床)から採りだされ、製錬・加工を経たものです。この金属になるまでの一連の作業は鉱業が担っています。鉱山はこの流れの前半、鉱石を探し、採掘し、破砕・精錬するまでを担っています。
日本には多種多様な鉱山が存在し、鉱石鉱物の博物館とも称されます。最盛期は明治から昭和中期にかけてです。残念ながら、規模が小さく今日ではそのほとんどが終掘し閉山状態になっています。当館には、日本の鉱山全盛期を物語る標本が、数多く収蔵されています。
本展示では、それらの標本の中から金・銀・銅の鉱石に着目し、鉱床の形成過程や金属が私たちの手元に届くまでの流れを簡単に紹介します。出陳標本には、島津家が開発した九州の金山の製錬標本や、現在も操業を続ける菱刈鉱山の標本など、昨年当館に寄贈された貴重な金鉱石標本も含まれます。小規模な展示ではありますが、これらの標本を通して、日本の鉱山開発の過去・現在、そして未来について考える機会となれば幸いです。
| 展覧会名 | 2026年度コレクション展「鉱床—日本列島の金・銀・銅鉱石」 |
|---|---|
| 会期 | 2026年4月22日 〜 2026年6月14日 |
| 開館時間 | 09:30 – 16:30 ※入館は16時00分まで |
| 休館日 | 月曜日・火曜日(平日・祝日にかかわらず) |
| 入場料 | 一般400円/大学生300円 以下の方々は観覧料無料(証明書類をご提示ください) ・障害者手帳等をお持ちの方と付き添いの方1名 ・70歳以上、または18歳未満の方 ・小学生、中学生、高校生 ・京都府下の大学に在籍する学生 ・京都大学の学生・教職員 |
| URL | https://www.museum.kyoto-u.ac.jp/special/20260422/ |
| 2026年度コレクション展「鉱床—日本列島の金・銀・銅鉱石」 |





































































