[京都工芸繊維大学美術工芸資料館]
チェコ ポーランド ハンガリーのポスター展
チェコ、ポーランド、ハンガリーは、第二次世界大戦後から1989年までの約半世紀にわたり、ソ連の影響下にある社会主義国となりました。これらの体制下では、芸術家たちは公式な場で自由に芸術活動をおこなうことを許されなかったため、表現の場を求め、あるいは生活の糧を得る手段として、絵本やエディトリアルデザイン、演劇や映画、展覧会、コンサートなどの催しを告知する文化ポスターなどのグラフィックデザインの分野で活躍しました。社会体制下の国々では、資本主義国に見られる商業ポスターが存在せず、このような文化的なポスターなどの広告が著しく発達を遂げました。
本展覧会は、2015年から2017年にかけて京都工芸繊維大学美術工芸資料館で企画展示したハンガリー、ポーランド、チェコのポスターに関する3度の展覧会の集大成となっています。各国の文化、言葉、生活、時代背景から生み出される多様な表現、さらにはデザイナーひとりひとりの持つ個性や遊び心をお楽しみいただけると幸いです。
展覧会名 | チェコ ポーランド ハンガリーのポスター展 |
---|---|
会期 | 2017年6月19日 〜 2017年8月11日 |
開館時間 | 10:00 – 17:00 入館は16:30まで |
休館日 | 日曜、祝日(但し、8月11日〔金・祝〕は開館します) |
入場料 | 一般200円、大学生150円、高校生以下無料 |
URL | http://www.museum.kit.ac.jp/20170619.html |