[京都工芸繊維大学美術工芸資料館]
サラ・ベルナールの世界 京都特別展
19世紀末パリ、ベル・エポックを生きた大女優サラ・ベルナール。彼女は、新芸術様式“アール・ヌーヴォー”が輝き始めた頃、演劇・芸術・ファッションで人々を魅了し、広く名声を博しました。
また、当時ポスター画家として無名だったミュシャに劇場ポスターの制作を依頼。そのポスターはたちまち人気となり、ミュシャはアール・ヌーヴォーの代表的な芸術家となりました。そこにデザインされた、いわば“ミュシャ・スタイル”は、演劇世界だけでなく、消費社会の到来にあわせて、商品広告にも応用されていきました。
20世紀になると女優としての活躍だけでなく、イギリスやアメリカ、世界各地で興業を主催し、国際的な大女優となります。さらに、自ら執筆や彫刻の制作を行うアーティストの一面もあり、多彩な才能を発揮していきます。
本展は大女優サラ・ベルナールを様々な側面から紹介する日本初の展覧会です。彼女の芸術表現ともいえる「舞台」(衣装・装身具など)を中心に、ミュシャ、ラリックなどアール・ヌーヴォー、アール・デコの作家として有名な数多くの著名作家の作品を一堂に集め、「ベル・エポック(美しき時代)」の世界を紹介いたします。
○主催
「サラ・ベルナールの世界展」実行委員会
○後援
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本/京都府/京都市
○協賛
株式会社ペーパル/株式会社渋谷文泉閣 他43社
○特別協力
[フランス]エタンプ市美術館、ピエール=アンドレ・エレーヌ/ダニエル・ラドゥイユ
[日本]箱根ラリック美術館/京都工芸繊維大学美術工芸資料館/リボリアンティークス
○監修/企画・構成
ピエール=アンドレ・エレーヌ(マキシム美術館学芸部長/美術史家)
岡部昌幸(帝京大学文学部史学科教授、群馬県立近代美術館館長)
○運営協力
「サラ・ベルナールの世界展」実行委員会
○企画協力
株式会社燦京堂
展覧会名 | サラ・ベルナールの世界 京都特別展 |
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会期 | 2018年11月17日 〜 2018年12月1日 |
開館時間 | 10:00 – 17:00 入館は16時30分まで |
休館日 | 日曜・祝日 |
入場料 | 一般:200円、大学生:150円、高校生以下無料 |
URL | http://www.museum.kit.ac.jp/20181117s.html |