[京都工芸繊維大学美術工芸資料館]
1910-30年代日本のポスターと消費文化
1910年代から30年代にかけての日本では大量の商品を消費する場を提供し躍進を遂げた百貨店に象徴されるように、都市を中心に商品が溢れる消費文化が花開きました。 ビールや化粧品、洋菓子など大量生産により新たな商品を生みだした各企業は、それらを多くの人々に消費してもらうべく広告に工夫を凝らすようになります。 そこで広告の有力な手段として選ばれたのが、当時印刷技術の進展とともに誕生したメディアであるポスターでした。
この特集展示では、美術工芸資料館のポスター・コレクションより、「ポスターは誰に呼びかける?、 「ポスターが貼られた場所」という2つの観点から、1910年代から30年代にかけて作られた日本のポスターをご紹介します。 これらのポスターが当時の人々にどのように享受されたかに少し思いを馳せながら所蔵品をお楽しみください。
展覧会名 | 1910-30年代日本のポスターと消費文化 |
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会期 | 2014年3月17日 〜 2014年5月17日 |
開館時間 | 10:00 – 17:00 入館は16:30まで |
休館日 | 日曜、祝日 *ただし、4月29日(火・祝)および5月3日(土・祝)から5月6日(火・祝)までの間は開館します。 |
入場料 | 一般 200円、大学生 150円、高校生以下 無料 |
URL | http://www.museum.kit.ac.jp/20140317-j.html |