大谷大学博物館

設立の経緯 [大谷大学博物館]

大谷大学博物館は、真宗・仏教文化財への認識を広く社会に普及するため、真宗・仏教文化財センターとしての役割を担っており、2003(平成15)年10月、「真宗総合学術センター/響流館」の1階に開館しました。

本学は1665(寛文5)年、東本願寺の学寮として京都に創立され、1901(明治34)年には東京・巣鴨に移転開校し大学としてスタート、1913(大正2)年に現在地に移転して今日に至っています。その間、収集してきた多くの資料のうち、図書館が収蔵していた貴重資料や学内各所に保管されていた考古・民俗資料などの多様な資料を、適切に保管・公開する施設の整備が求められていました。近代化100周年記念事業の一環として2001(平成13)年秋に竣工した真宗総合学術センターに博物館の開設が計画され、2年間の準備期間を経て開館の運びとなりました。

約20,000点を数える収蔵資料の調査研究を進め、1987(昭和62)年開設の博物館学課程を充実させるとともに、学生に資料に親しむ学習機会を提供し、加えて生涯学習などの社会的要請に応えるため、定期的に展覧会と講演会等の関連事業を開催するなど、大学博物館としての機能と使命を果たすべく活動し現在に至っています。

主な収蔵品 [大谷大学博物館]

  • 宋拓「化度寺故僧邕禅師舎利塔銘」 中国・唐代(原碑亡佚)
  • 宋拓「信行禅師興教」 中国・唐代(原碑亡佚)
  • 『判比量論』残巻 8世紀
  • 『高野雑筆集』平安時代
  • 『三教指帰注集』 平安時代
  • 『春記』(長久2年2月)平安時代
  • 『選択本願念仏集』 鎌倉時代
  • 「湯浅景基寄進状」(明恵加筆文書) 鎌倉時代
  • (以上、重要文化財)
  • 「北京版西蔵大蔵経」
  • 「貝葉パーリ語三蔵」
  • ほか
化度寺舎利塔銘拓本
『春記』