[大谷大学博物館]
大谷大学と宗教研究-清沢満之・西田幾多郎・鈴木大拙-
本学の初代学長清沢満之は、東京大学で宗教哲学を学び、のちに精神主義運動を提唱しました。その哲学的思索は、独創的な哲学を提示した西田幾多郎の思想に影響を与えたと言われます。また西田と親友であった宗教哲学者・鈴木大拙は、鎌倉仏教の核心に「日本的霊性」の自覚を見出すとともに、仏教思想を広く欧米に紹介しました。
西田は1911年に真宗大学が東京から京都に移転したおりに講師として就任。鈴木は西田との縁で1921年に本学教授に就任し、東方仏教徒協会を設立して雑誌『イースタン・ブッディスト』を創刊するなど、いずれも本学に縁の深い方々です。
本展覧会では、大谷大学と縁の深いこれら三人を取り上げ、その人となりや研究の一端をご紹介いたします。
また、本学の博物館学芸員課程の学生が、企画から展示までを行った「実習生展」を開催しています。あわせてご高覧いただければ幸いです。
展覧会名 | 大谷大学と宗教研究-清沢満之・西田幾多郎・鈴木大拙- |
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会期 | 2018年9月4日 〜 2018年9月22日 |
開館時間 | 10:00 – 17:00 |
休館日 | 日曜日・月曜日(ただし、以下は開館) |
入場料 | 無料 |
URL | http://www.otani.ac.jp/kyo_kikan/museum/nab3mq000005x1rj.html |