[大谷大学博物館]
大谷大学博物館 2024年度冬季企画展 「京都を学ぶ 絵と図で見る京都」
平安の都ができてから、京都はながく日本の中心として栄えてきました。今回の展覧会では、絵画作品や古地図に描かれた京都の様相を、大谷大学博物館所蔵の作品から紹介します。
同じ描かれるといっても、絵画や図面はもとよりその制作目的も異なり、まったく違う表現がなされています。
絵画では洛中洛外の名所を描いた洛中洛外図などが有名ですし、四季折々の京都の風俗を描いた絵巻なども多く存在します。
一方、江戸時代以降に多く制作された古地図は平面に京都の町々や通りや禁裏、公家・大名の屋敷、神社仏閣などを描くのが基本ですが、用途や制作意図によって古地図自体にも記される情報が異なるなど、バラエティ豊かな京都のすがた、かたちが表現されてきました。
平安のむかしの京都を考証的に描いた京都図、江戸時代につくられた大小さまざまな京都図、そして俯瞰的に都市の様子を描いた「洛中洛外図屏風」などから、時代の変遷とともに姿を変える京都のすがた、また描かれ方によって異なる京都のすがたに触れていただきたいと思います。
展覧会名 | 大谷大学博物館 2024年度冬季企画展 「京都を学ぶ 絵と図で見る京都」 |
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会期 | 2025年1月11日 〜 2025年2月15日 |
開館時間 | 10:00 – 17:00 入館受付は16時30分まで |
休館日 | 日・月曜日 |
入場料 | 無料 |
URL | https://www.otani.ac.jp/events/toukikikakuten.html |