[大谷大学博物館]
東本願寺と京都画壇
東本願寺の堂舎は、江戸時代を通じて4度もの火災に見舞われました。そのたびごとに再建事業が興され、各堂舎の障壁画も新たに描き継がれてきました。
障壁画の担い手は、早い時期には京狩野派の祖狩野山楽(1559~1635)、二代山雪(1590~1651)、そして三代永納(1631~97)らによる画事が記録に残ります。しかし絵画史の潮流の中で、江戸後期には新興の円山四条派へと主力は移りました。さらに明治再建の阿弥陀堂・御影堂両堂には、近代京都画壇の画人たちによる精華を見ることができます。つまり東本願寺の画事は近世・近代の京都の絵かきたち、すなわち京都画壇によって支えられてきたことがわかるのです。
本展では、その様相を紹介し、京の画人が活躍した舞台であった東本願寺の側面を検証します。
展覧会名 | 東本願寺と京都画壇 |
---|---|
会期 | 2021年11月2日 〜 2021年12月18日 |
開館時間 | 10:00 – 17:00 本学学生・教職員以外は10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00入館の事前予約制。 予約方法は、大谷大学博物館HPにてご確認ください。 |
休館日 | 日曜・月曜 |
入場料 | 観覧料無料 |
URL | https://www.otani.ac.jp/events/2021/sfpjr700000064jz.html |