[京都工芸繊維大学美術工芸資料館]
おいしい広告ー欧米と日本の飲食物のポスターを中心にー
19世紀末から現代にかけての欧米や日本の飲食物―食品、調味料、牛乳、茶、菓子、清涼飲料、酒―の広告50点あまりをご紹介します。飲食物は私たちが栄養を補給し毎日を生きるために欠かせない一方で、満足感や味わう喜びをもたらすものでもあります。そして大量生産・大量消費の時代を迎え食の商品世界が拡大するなか、広告は食の魅力―まだ口に入れられていない飲食物がいかに「おいしい」か―を人々に伝える役割を担いました。これらの広告を通して、各国の豊かな食文化や「味覚の視覚化」の多彩な仕掛けをお楽しみください。
同時開催:くすりと化粧のアラカルト
食欲が満たされたら、健康と美容が気になりだすのが人の常。くすりと化粧は、食とともに古くから私たちの生命や暮らしを支えてきました。そして両者をめぐっては、明治時代から昭和にかけて、苛烈な宣伝競争が繰り広げられることとなりました。
「おいしい広告」展のあとは、休憩がてらくすりと化粧のアラカルトをお楽しみください。
展覧会名 | おいしい広告ー欧米と日本の飲食物のポスターを中心にー |
---|---|
会期 | 2016年8月22日 〜 2016年9月24日 |
開館時間 | 10:00 – 17:00 入館は16:30まで |
休館日 | 日曜、祝日 |
入場料 | 一般200円、大学生150円、高校生以下無料 |
URL | http://www.museum.kit.ac.jp/20160822.html |